世界一の引っ越しベタは、間違いなく私です。
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Webでの付き合いが広くなると、サイト移転に遭遇して、リンクやブックマーク変更を求められることがたびたびあります。
移転の理由は、独自ドメインの取得(♪)だったり、サーバー提供会社の倒産(T_T)だったり、無料スペースの広告に嫌気がさしたり(@o@)、単なる気まぐれ(-_-;)とかもありますが、とにかくかなりのエネルギーを必要とする作業であります。
ファイルの移動はさほど手間のかからないものですが、検索エンジンや相互リンク先への変更依頼が面倒なんですよね。
検索エンジンは変更フォームがありますし、付き合いのある相手にはわりと気楽に伝えることができます。ただ、好意でリンクしてくれているらしい未知の人に対してアクションを起こすべきかどうかは迷うところです。思い切って話しかければ新たな交友が始まるかもしれませんね。
旧ファイルをいつまで保持するかも大きな問題です。
ちゃんとお知らせをしても、全員がすぐに対処してくれるものではありません。
ODPやLookSmartなどのディレクトリは、提携先に行き渡るまで、数か月から1年を要する場合さえあります。
とはいえ、いつまでもダブって持つのは煩わしいし、有料のスペースならば不経済です。
旧ページには、1〜3か月間、引っ越しのお知らせを載せるのが一般的でしょう。
なお、旧トップページのみ残して、下位ページは直ちに削除してしまうというケースも見かけます。気分はすっきりしますが、検索エンジンから下位ページに来た人たちを迷わせることになります。
すべてのページに引っ越しのお知らせを載せるか、その余裕がなければひと月くらい放置・・・。対応する新ページへのリンクを貼ればより親切かもしれませんが、すべて新トップページへ飛べるようにするだけでじゅうぶんです。
なお、サーバー提供者の吸収・合併などのケースでは、通常自動変更してもらえますが、旧ページを好きなようにいじれないことが多いようです。
上手な引っ越しの手順とは──
以上は机上論です。
このごろ見た下手な引っ越し事例は、某作家(50代)の公式サイトでした。
普通のプロバイダのスペースで、ご本人の手によるほぼ毎日更新の意欲的運営。ある時ファイル容量がオーバーしたとかで、新規アップロードができなくなり、あわてふためいてその日のうちに別なプロバイダに移ってしまったのです。
あのさあ、容量オーバー程度なら、何も引っ越しまでせずとも、いくらでも方法があったでしょうに。ほかに不満が鬱積していたのですか?
運営歴はかなり長く、多数の自著にそのURLが印刷されているのだから、アドレスの重みとファンの便宜も考慮してほしかった・・・と歯がゆい思い。
しかし・・・。
下には下がいるもんですね。
はい、それはワタクシ。
いろんな引っ越しを見て勉強したんだから、もしも自分がやる時には、下準備をしっかりして、訪問者に迷惑をかけないよう、手際よくこなそうと誓っていたのに・・・どうしてこんな羽目になったんだあ(号泣)。
以下はグチと繰り言でありまして、私的なことをゴチャゴチャ書いているので、読まないでください。
2004年初春、私はサイトの大がかりな整理統合に着手しました。それはいくつかのサイトの移転を含むものでした。
その引っ越し作業が遅々として進まず、半年過ぎても完全に終了しないばかりか、11か月後唐突に、やっと軌道に乗り始めた新サイトを捨てて元の家に引きこもるという愚断に転じたのです。
なぜかって? 単なる考えなしだったんでしょうねえ・・・。
当時私が使っていたサーバーは6つありました。
有料プロバイダのHP容量って少ないものです。無料版やらHPを作る予定のない友人からの借り物やらで、いつしか増えたのです。
ジャンルは「人形」と「下着」に大別されるものの、ページはあっち飛びこっち飛び脈絡なく入り乱れ、時にはダブり、収拾がつかない状態でした。増築改築を繰り返したあげく段差や行き止まりだらけで迷路化した旧式の旅館みたいで、ひとたび火事になれば多数の死者が出るのは確実なありさま。
まずはこれを解消したい、せめて下着は一箇所にまとめよう。
ちょうど拡張版ジオシティーズができて、旧ジオに引っ越しを強要してきたころでした。
で、新たに借りたインフォシーク(広告なし月額263円)に、ハイホー(525円)やジオ(無料)、dti(1,680円)などあちこちに散らばっていた非営利の人形・手芸コンテンツを集め、手芸教室の一環だったハンティを柳腰亭傘下に収めることにしたのです。ハンティは弟分だった柳クンの間借り人になってしまいました。
さて当ABCはどちらの範疇にも入らない鬼っ子です。テキスト主体の極軽サイトだから、移動の必要はなかったのですが、すべてのページがメインサイトのindex直下にあり、浸潤性の悪性腫瘍さながら人形ページと混ざり合い、目障りで目障りで・・・。サイト内検索もつけられないんです。サイト作りの最初からミスっていたんですね。
トップのアドレス(aeigo.html)も気に食わないけれど、わりとリンクされているので今さら変えるのは面倒。ということで、下位ページのみインフォシークに移しました。
軽いのに、どうしてよそに? ・・・単なる考えなしですなあ。
とにかく、その時点ではそれがベストのような気がして、引っ越しを始めたのでした。
そこでまた難題。
ファイルの移動は簡単と書きましたが、我が家に関しては大仕事でした。
サイト開設当初は、ただ作成ソフトの指示通り作っていったので、ページ名がpage001htm、page002htm・・・、画像ファイルはpic001.jpg、pic002jpg・・・と安易な命名で、開けてみるまで内容がわからず、不便きわまりないのでした。最初はページ数も少なかったし、若くて記憶力バツグンだった(過去の話)お脳が支障を感じなかったのがあだになりました。数百ページと数千画像を擁する大サイト(?)になるとは、よもや予想もせず・・・。
せっかく引っ越すのに、不適切なファイル名を引きずるのは浅はかです。
引っ越しはファイル整理と最適化のチャンスでもあるのです。
地道にコツコツと書き換え作業を行いましたが、次第に倦んでチェックがずさんになり・・・。
縦横無尽なリンク戦略が裏目に出たのです。リソース倹約のため、画像も縦横無尽に直貼りしていたのですが、無料スペースではまずいらしく、手直しを迫られました。
10か月過ぎても、ぽろりぽろりとリンクミスや画像切れが見つかるのにはうんざりでしたが、ともあれファイルの移動は完了しました。
変更依頼はごく一部の検索エンジンにとどまっておりました。
メールを書きたがらない無精なたちだし、そのうち気づいて勝手に変更してくれないかなーという甘い期待もありました。
しかし、気づいてくれないもんですねえ。
人のことは言えません。私だってずいぶん長いことリンクチェックを怠っていますから。
ともあれ、残ったリンク先へのメール通知が億劫で、ずるずると日が過ぎ・・・そうだ、プロバイダの解約手続きをしてしまえば、否が応でも出さずにはいられなくなるぞ。と、ハイホーのサイトへ赴いたのでありました。
ここで突如気が変わったのです。
ハイホーに滞在した数分の間に、それまで11か月かけて取り組んだ移転作業を白紙に戻し、いったん消滅させようとしたアドレスを復活させたくなったのでした。
そもそも引っ越しの動機というものが、ドメイン取得などめでたさとはまるきり無縁で、「ハイホー気に食わん、解約しちゃる」という、まこと後ろ向きな感情でありました。
何が気に食わないのかというと、アクセスポイントが変わって全く接続しなくなったこと、HP容量が10メガしかないこと、スパムがわんさか来ること(日に100通弱・・・英語版開設当初、このアドレスでいろんな申請をしたからと思われる)などでした。
で、接続はもっと安いコースに移れるし、容量は昨年春から50メガに増えていて、おまけにメールアカウントが変更可能だと知ったのです。ど、どうしてそんな重要なことを会員サマに知らせなかったんだ・・・ハイホーに来たメールをことごとくゴミ箱に入れてた私が悪い。
さっそくメルアドを変更して(可愛いアカウントをゲットしました♪)、迷惑メールはすっぱり停止。
解約理由が消滅した途端、矛先がインフォシークに向きまして、「インフォシーク気に食わん」てなことになっちゃんたんですよねー。それまで目をつぶっていたフリースペースの不便さがずんと身にしみてきたというか・・・。
ふー、つくづく考えなしでした。
再移転作業は、ファイル名の変更を伴わないので、比較的簡単でした。それでもダイヤルアップだから、夜中数時間かけてアップロード。
ABCはDTIに引き上げました。出戻り娘です。ひとつのサイトが違うサーバーにまたがるのは、実にやりにくいものだと痛感していました。
内部ページにリンクしてくださったかたには、ご迷惑をおかけして申し訳ありません。内部ページの移動は今後もたびたびいたします。
独自ドメインですか? 知り合いやリンク先が次々と移っていくのを見ると、羨ましいし、憧れるんですけど・・・今のところ予定はありません。
スパムが半減したとはいえ、メインのdtiにもたくさん来ます。ここも最近HP50メガに増量したのですが、メールアカウントの変更は認めていません。契約し直せと言うのだ(その後改善されましたが)。
とにかく引っ越しは面倒なものです。しばらくはパソコンの前から離れて、本来の業務に励みます。
とかなんとか言いつつ、2006年春、ついにドメイン取って大がかりな引っ越しを開始しました。そしてこのABCも、aeigo.htmlから晴れてabc-abc.netに(abcが無意味に重なってる・・・)。
引っ越しは疲れるものです。そしてちっとも上手になりません。
その経過についてはブログに少々書いてます。