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迷惑メール包囲網

迷惑メールに明日はない。着々と対策を進めるプロバイダ。

スパム花盛り

インターネットのあだ花、スパム。

スパムといえばスパムメールを指しますが、このごろはブログのコメントスパム、トラックバックスパムを思い浮かべる人が多いでしょう。掲示板の宣伝カキコもスパムだし、不正な手口で検索エンジンを欺いてアクセスアップを狙うサイトもスパムと呼ばれます。

スパムメールは国内では『迷惑メール』という呼び方が定着してきました。一見スマートな『スパム』よりは適切です。

迷惑メールと聞くと、不特定多数に一斉送信する一方的な広告メール(いわゆるスパム)のほか、ウィルス、個人の嫌がらせメールなど、迷惑なものを幅広く含んだ印象です。
単純な広告だけならともかく、わいせつ画像や不穏なプログラムがついていたり、架空請求やフィッシング詐欺など危険なものもあって、気が抜けません。

我が家にも津波のように迷惑メールが押し寄せます。いろいろと対策を講じて、受信件数はだいぶ減りました。

社会的にも迷惑メール駆除の気運は高まってきました。
被害者たちは怒りの声をあげ、防衛策を模索しています。
メールアドレス(無料も含む)を提供するネット業者は、それぞれテクニックを凝らし、対策を打ち出しています。使い勝手と並んで、迷惑メールへの対応が企業の生き残り戦略となるでしょう。

迷惑メールを発信するスパマーだって、フリーメールや一般の接続業者を利用することがしばしばですから、そのような行為を許さないシステムも求められます。
ネット業者の社会的責任は大きいのです。ユーザーを迷惑メールから守ろうとしない業者、迷惑メールの送付を助長する業者は遠からず破綻します。

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迷惑メールの現状

現在私が利用しているメールアドレスは6つくらいです。
有料プロバイダ(DTIとハイホー)3、無料プロバイダ1、ヤフーメール2。その他インフォシークのウェブメール。
スパム総数は週に700~1000通(2005年夏)。

スパム受信数には偏りがあります。蝕まれているのは3つだけで、残りはゼロないしほぼゼロです。

中身は重複していません。受信アドレスごとに、受け取るスパムの傾向が全然違います。
各スパマーは独自に名簿を集め、複数種を何度も何度も送りつけてくるようです。ひとつの業者が摘発されれば、どっと減る可能性もあります(リストが流出して、あまり変わらないかも)。

中華スパムの台頭も報じられていますが、アジア方面からはほとんど来ません。
ほとんどがアメリカ発で、日本は2割程度。自国の繁栄のためなら地球が滅びることも厭わないアメリカン拝金主義に立ち向かうヒーローはいずこ?

インターネット人口の半数近くは女性なのに、スパムメールのほとんどは男性向けですね(内外ともに)。あんなもんに引っかかる男がうじゃうじゃいるってことでしょうか。迂闊さでは女性も負けないはずなので、これからは女性向けを工夫してみてはいかがですか(こら、煽るな)。

プライベートで利用している女性専用プロバイダのアドレスには、一時期男性向けスパムが数通届きました(おそらくランダム製造で)が、今はゼロです。スパマーにも多少はおツムがあるようですな。

逆説的意見ですが、スパムはもっと増えるべきです。もっともっともーっと迷惑をかけて、大きな社会問題にならなければ、政府や行政は動かないのです。

笑止なのが、あの「未承諾広告※」。うちにはそんなもの来ませんよ。
「件名に未承諾広告とつけろ」なんて、「押し売りは『私は押し売りです』と書いたプラカードを掲げて歩け」みたいなもの。誰が律儀に守りますか。
罰金が100万とか3億とか言われるが、取り締まりをしないのでは実効性ゼロです。

迷惑メールの将来

郵便受けには毎日チラシが入っています。印刷費も人件費もかなりのものでしょうが、なくなる気配はありませんね。
それに比べるとスパムはタダ同然で大量発信できます。根絶は不可能でしょう。

とはいえ、私は楽観視しています。
これだけユーザーの意識が高まり、プロバイダがブロックシステムを構築し、メーラーやフィルタリングソフトの機能が充実してくれば、開封率が限りなく低下するのは確実です。

つまりスパムを受け取るのは、インターネット初心者や自己防衛意識の薄い人、金銭感覚のない人、単なるマヌケなどになってしまうのです(そっか、私はマヌケの筆頭格)。もとよりスパマーのターゲットはそういう人々だから、効率は良くなるかも・・・?

スパムを研究のためにコレクションし、撃退方法を指南したり、相談に乗ってくれる、ありがたい人々もいます。そのようなウェブページをしっかり読んで役立てましょう。
私も下にちょこっと書いております。

ただし、あまりに詳しい解説は、スパマーに対抗策を練らせるための情報ともなり得ます。そしてイタチゴッコは続くのです。

スパムも進化しつつあります。件名や差出人名、文章に工夫を凝らし、あの手この手で開封率を高めようともくろむのです。

そんな努力を嘲笑すべく、こんな面白いスパムがあるよとピックアップして紹介するサイトやメルマガも出てきたとか。ゲスな素人には受けそうですが、半端に興味を引くことでスパマーを利する結果にもなりかねません。

ウェブマスターの迷惑メール対策

まずはアドレスを公開しないこと。
公開するとしたらフリーメールが無難です。有料のアドレスは付き合いが深まって気を許した人にだけ教えることにしまして。

アカウント取得に当たっては、比較的長い文字数を設定しましょう。5文字程度だと、非公開でもスパムが舞い込むおそれがあります。

次善の策はアドレス収集ロボットに拾われないようにすることです。
ロボットは「mailto:」や@を目標に、アドレスらしきものをピックアップしています。

↓こんなふうに書いてはいけません。もってけロボット。
runo@dab.hi-ho.ne.jp
<A href="mailto:runo@dab.hi-ho.ne.jp">runo@dab.hi-ho.ne.jp</A>

経験的観測では、新規アドレスなら表記を画像にすることでほぼ防げます。
それでは訪問者に不便とのことで、文字参照(&#64;など)による表記もあちこちで見かけます。効果のほどはいかがでしょうかねえ。

画像による表記への理解が進んできたとはいえ、出す側に心理的抵抗はあるみたいです。実際の話、10通来るはずの個人メールが3通程度になります。誇張ではありません。

しかし頭隠してなんとやらにならないように。
サイトの宣伝をしているうちに、自分のメールアドレスはあちこちに散らばります。

中小検索エンジンや個人のリンクサイトへの登録は慎重に行いましょう。一括登録(特に英語サイト)も要注意。登録専用のフリーメールを用意するのがいいでしょう。

掲示板やチャットでメアドを記入することは控えます。胡散臭い懸賞サイトには寄りつかない。メルマガ購読はまぐまぐなど有名なところのみ利用。またメーリングリストはアドレスの宝庫だそうです。

いったん汚染されてしまえば、以後どんなに隠しても迷惑メールは増え続けます。

迷惑メールが来始めたらどうするか。

返信したり、苦情を送るのは絶対にやめましょう
差出人詐称は当たり前なので、返信が不着になったり、罪のない第三者に届いたりすることもありますが、もし本物の送信者に届いたら運の尽きです。スパムを読んでくれる上得意と見なされるのです。

論理的に考えて、苦情を言う人がお得意様になるはずがありません。そんなにスパマーってのはバカ揃いなんでしょうか。

ひとつにはスパムを送ってくるのが広告主とは限らないということです。リスト業者も考えられます。彼らにとっては生きたアドレスを集めてナンボです。現実に、URLも商品名もなく、単に返信を得るためとしか考えられないスパムも多数あります。

広告主だって同様です。彼らがスパムという方式を選んだのは、大量に安価に送れるからです。100万件も10万件も費用に差はありません。100万件出して10万件の苦情やエラーが来たとして、それらをリストから排除するのは途轍もない手間がかかります。次回も100万件送るしかないのです。

つまり、無視しても返信してもスパムは減らないのです。

本文にURLが書かれていても、決してクリックしてはなりません。
オンライン状態でメールを見るのも禁物です。理由はビーコン(参考:英語版がもたらす弊害)。

振り分け機能はどのメーラーにもついています。簡便なので数が少ないうちは役立つかも。

スパム専用のフィルタリングソフトもたくさんあるでしょうが、私は使ったことがありません。

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機能豊富なヤフーメール

どんどん便利になっていくヤフーメール。
ここの『迷惑メールフォルダ』はなかなかの優れものです。ユーザーの行動を待たず、SpamGuardという仕組みでさっさと分別してしまうのです。

昔hotmailを使っていたときは、公開していないにもかかわらず、あまりに大量のジャンクメールがいつの間にか専用フォルダに入っていて不気味でした。文字を組み合わせて幾万のアドレスを作って送っていたわけです。

ヤフーやホットメールはスパマーにしばしば悪用されてきたわけですから、発信者情報だってたんと蓄積しているはず。自動分別くらいやってくれなきゃ困りますね。

ヤフーメールの利点は手持ちのメールソフトでも送受信できることです。
アドレスのひとつはスパム率99%というありさまなので、ウェブ上でのチェックに切り替えました。週に1度、『迷惑メールフォルダ』を空にしたあと1、2通残った正常メールをPOP受信すればOK。正常といっても、ヤフーデリバー(広告)かフィルタをすり抜けた新規スパムであることが多いのですが。

フリーメールはポイ捨て可能な点も魅力ですが、ホームページと連動している場合、URLの変更を余儀なくされるので面倒です。
ヤフーメールは一般210円、会員無料でメールアカウントのみ変更できます。これはなかなか嬉しいことですね。

私は変えません。スパマーの破滅をじっと待ちます。このアカウントが好きなんです(本心はヤフーには1円だって払うもんか)。

後れをとる有料プロバイダ

今は多くのプロバイダが迷惑メール対策をしていて、方式は各様です。

DTIでは、ユーザーが迷惑メールと判断する条件(差出人や件名に含まれる文字とか、メールのサイズなど)を入力します。面倒だし、条件数も少ない。手を変え品を変え、さまざまな文字や記号を駆使してフィルタ逃れを図るアメリカンスパマーの前には、ほとんど無力です。
ただし『完全破棄』や『本文のみ破棄』など、受信方式を選べる点は評価します。万一知り合いからのメールが破棄されても、残ったヘッダを元に問い合わせが可能です。

ハイホーでは、すでに受信したメールの中からユーザーが×をつけたメールを分析し、以後同様のものを迷惑メールと認定する、AI学習型です。「ベイジアンフィルタ」とかいうらしい。
細かな条件入力の煩雑さがないのはグッドだけど、内部の仕組みが不明だし、特定メールをあらかじめブロックすることはできません。
迷惑メールは分別されるだけなので、どのみち受信する必要があります。学習機能が万全だと判断したら受信前の破棄も可能ですが、やや不安も・・・。

スパムまみれになったアドレスについては、捨てるよりましな策は見当たりません。

有料プロバイダでもアカウント変更は可能でしょうか。

ハイホーでは変更料1050円だったのが、いきなり210円に値下げしました。何もフリーメールと張り合うことないじゃん・・・1050円時代に変更した私はまなじりを吊り上げる。

DTIはメールアカウントがユーザーIDと同一でなければならないという硬直したシステムなので、変更不可です。ホームページのURLからメールアドレスが容易に推測できるのも困りものです。

こんな時代遅れのシステムを死守していて恥ずかしくないのかと苦情を申し立てたところ、現状では如何ともしがたいとの返事でした。おまけにもっか企業合併統合の真っ最中で、サービス変更どころではないらしい。DTIが潰れたら、真剣にドメイン取得と光ファイバーを検討しなければ。


付記:
とかなんとかぼやいていたら、DTIから書留郵便が来まして、アドレス変更が可能になりそうな気配です。おっほほ。

付記の付記:
結局ドメイン取って引っ越しました。さらばDTI。さらばハイホー。

さらに付記:
メールアドレスは隠してメールフォームを設置する人も多いのですが、これにもスパムが来るようになりました。アプリケーション・スパムとかいうとか。数量的にはまだまだだけど、鬱陶しいものです。今後増えるでしょうね。ふう。

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