人間心理を研究して断りメールを書く。
| リンク縦横無尽
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サイトの運営が順調だと、ご意見ご感想に混じって相互リンクの申し込みメールが来るようになるでしょう。来ないうちは半人前ですぞ。
特に差し障りがなければ、リンクを結びましょう。アクセスも増え、交流が広がります。
でも時には断りたくなるケースがあるかもしれません。
断ったら逆恨みされるんじゃなかろうか、掲示板を荒らしに来たらどうしよう・・・悩んだ末、不本意な相互リンクを承諾してしまう気弱な人もいましょう。そして後悔の種になるのです。
上手に断る方法はあるのでしょうか。
サイトに相互リンクの条件を設け、受付基準を明確にしておくほうが、断りやすいとはいえます。
ただ、相互リンクに応じるかどうか迷うのは、単に条件の適否よりも、第一印象や第六感に負うことも多いのです。そういう勘のようなものはわりと当たるので、大事にしたほうがいいですよ。
現在私は断りメールを出しません。
どんなに丁重で礼を尽くしていても、受け取る側にとって気分のいいものではないからです。
返事が来なければ、自分のメールが届かなかった、もしくは手違いで削除された(スパム横行のご時世だし)のだと思うこともできますしね。
また、数か月後気が変わって急に相互リンクしたくなったとき、「いやー、遅くなってすいません。なにしろチョー忙しかったもので・・・」などと(白々しく)応諾できますぞ。
そんなことってあるのぉ? たとえば相手が人気サイトに成長したとか、ヤ○ーおススメに載ったとか。
でも「おや、どちら様? まだご存命でしたか」と鼻であしらわれて、すごすご引き下がる羽目にも・・・。
ま、とにかく、無精な人、小心な人には「無視」が最善策です。
しかしそれを潔しとしない折り目正しいあなたに、上手な断りメールのコツを授けませう。
打てば響くように素早い拒絶は相手を傷つけます。
挨拶、名のりのあと、すぐに結論を述べます。
「このたびは相互リンクのお誘いをいただき、光栄の至りです。まことに申し上げにくいのですが、御辞退させていただきたいと思います」
「せっかくの御厚情を無にするようで心苦しいのですが、今回は御縁がなかったものと拝察いただければ幸甚に存じます」
「リンク相手としてお選びいただき感謝に堪えません。しかしながら今回は貴意に添いかねますことを、悪しからず御了承賜りたく存じます。貴サイトの御発展を心よりお祈り申し上げます」
えっ、打ってて指がもつれた?
文体は堅苦しいほど丁寧なほうが、距離感を与えます。顔文字なんぞもってのほかです。
見え透いたお世辞は控えるべきです。「たいへん素晴らしいサイトなので、ぜひ相互リンクさせていただきたいと思ったのですが・・・」あとを続けるには、強力な拒否理由が必要です。
理由を書くと弁解みたいに見えて損です。断ることは正当な権利であり、理由を述べる義務はありません。
その理由が方便だったら、かえって心証を害します。
かつて私は「企業との相互リンクはしておりませんので」と断ったことがありますが、リンク集を見たらそうでもないことがわかるので、申し訳なく思いました。
その時は正当な理由でも、時を経て事情が変わることもあり得ます。そこに付け込んで再度申し込むような人はいないでしょうが、気づかれたら嘘つきと思われるおそれはあります。
「内容が独り善がり」「工事中ばかりだ」「誤字脱字が多い」「マナーがなってない」・・・たとえ客観的な事実に見えても、露骨な批判はタブーです。
とりわけHP開設したてのころ、よくわからないままやみくもに相互リンクを結ぼうと勇み足になる人がいるようです。そういう気持ちって、ベテランになった人でも懐かしくほろ苦く理解できるのではないでしょうか。初心者は測り知れない将来性を秘めています。おおらかに見守ってあげましょう。
だからって、「うちはまだまだ未熟ですから」「友人や仲間とほそぼそやってるだけなので」「アクセスが少なくて貢献できない」など、自分を貶めることを述べても得にはなりません。
断りメールには何を書いても嫌われると覚悟すべきです。ならば図々しく・・・。
「当サイトはリンクフリーですから、せっかく設置していただいたリンクをわざわざ外す必要はありませんよ」
「今回は残念でしたが、ずいぶんと気に入っていただいたようですから、たびたび遊びに来てください」
・・・おいおい。