サイトの力を高め、流出させないためにはどうしたらいいか。
| リンク縦横無尽
作ろう英語サイト 貧盗恋歌 |
内部リンクの重要性で述べたことをおさらいします。
サイト内リンクは他人からのリンクと同様に大切である。
内部ページ全部からトップへリンクすれば、トップの重要性が高まる。
じゃあ、内部ページが10枚あって、そのすべてからトップページへリンクしたら、10のサイトと相互リンクしたのと同じ効果があるの?
そんなんがまかり通るのなら、100ページでも10,000ページでも可能な限り作って、じゃんじゃかリンクしちゃえば老後は安泰ですな。
私自身は日本語英語取り混ぜて十以上のサイトに総計数百ページを擁しています。サイトのテーマは3つくらいに分かれますが、言語とジャンルを超えてリンクを張り巡らせています。最近はだいぶ整理して、ひところほどではありませんが、まさに縦横無尽のリンクです。
しかし現実には内部リンクの価値は外部からのものよりも劣るといえましょう。
理屈は以下の通り。
さてGoogleがウェブページの重要度を判断する、ページランク(PageRank/ここではPRと省略)という概念があります。たくさんリンクされているページほどランクが高くなります。
ページランクとは、いわばページが持つ「力」です。それはページ毎に存在します。
下世話に「貧乏人の子沢山」と言いますね。子供の数が増えても、一家の収入が元のままなら、ひとり当たりの養育費は減ります。考えなしに子作りを続けたら、幾人かは餓死するかもしれません。
トップページのランクは、世帯主の収入のようなものです。か弱い幼子は親のすねをかじるだけ。
トップページ(親)の下に10枚のページ(子)があり、仮にトップがもともと持っている「力」を100としましょう。子供たちは幼くて「力」は0です。
(いやあ、こんな仮定や計算が妥当かどうか、大いに疑問ですが、単純化した考え方の例だとご理解ください。)
親から10枚の子ページにリンクすれば、子は各々10ずつ力をもらいます。
子を20枚に増やせば、それぞれが5になるわけです。100枚なら1、どの子も栄養失調状態です。
力を分け与えた分、親は弱体化しますが、子からリンクをはり返せば回復します。
実際には目次をはさんだり、子同士でリンクしたりで、もっと複雑な構造になります。すべてが親に戻るわけではないのですが、親子でやり取りしている分には、総計100の力に変化はありません。
しかしサイトを公開した以上、内にこもってブツブツ言ってるだけでは、誰も認めてくれません。
外部リンクも必要になります。外部へリンクすると、内輪の配分が減ります。すなわちサイト全体の力が弱くなるのです。
これがいわゆる「ページランクの流出」という考え方です。
ならば、他サイトへのリンクは避けたほうがいいのか。
・・・理論的にはそうなるでしょうね。しかしそれは後述。
一方的リンクでなく、相互ならば「力」をもらうことができます。
どれだけ受け取れるかは、相手によります。相手サイトの「力」と、リンクのはり方(配分方法)次第です。もともと力が弱い上に、1枚のページからどっさりリンクしているようなら、ちょびっとしかもらえません。はたまた、力が強くリンク数は少ないサイトとお付き合いできれば、ラッキー♪てなもんや。
さて、そのもともとの「力」を高める──100を千や万にする方法があるのでしょうか。
夫婦共働きはいかがでしょう。サイトを分け、トップページを増やすのです。ただし広報活動も倍必要です。単に分けただけでは足手まといで逆効果にも・・・。
子どもにアルバイトをさせると、家計の足しになります。つまり内部ページへリンクしてもらうのです。「リンクは必ずトップに」という注意書きは、とってもソンなのですよー。
父ちゃんの給料が上がれば万々歳です。昇進試験を受けましょう(ヤフーやODPなどのディレクトリ登録申請)。
せっかく昇給したのに、嬉しさのあまり昇給額の一部を会社に寄付する人がいます。無償の「力」をもらっても、リンクをはり返せばそれが薄れるのです。
トップページからヤフーにリンクするのは、実にもったいない話です。そんなことしなくても、ヤフーにはたくさんの人が行きます。
それから、定期的なチェックを行い、デッドリンクの排除を心がけましょう。訪問者のためであるのはむろんのこと、行き先のないリンクを置くなんて、PRをドブに捨てるようなものですよ。
単にPRの面から見れば、必ずしも内部リンクが外部に劣るとは断言できません。
しかし内向きのリンクに偏った運営は、サイトの発展を否定するという意味で、大きなマイナスです。
ランクの流出を食い止めるために外部リンクを減らそうというのは、利己的な発想です。のみならず、自身に不利益をもたらします。
インターネットの基本理念はリンクです。
リンクし、されることで人の行き来が活発になります。優良サイトを広く紹介するための上手なリンクは、自サイトの価値を高めるのです。
孤立したサイトにリンクしたがる人は少ないでしょう。
そもそもPageRankなんて、Googleという会社の一商標に過ぎません。普遍的なサイトの値打ちをそんなもので判断されては迷惑ですよね。
それでもランクアップにこだわる人々がいるのは、PRが高いと検索順位が上に来る可能性があるからです。この「順位が上に来る」ことを「上位表示」ともいいます。
しかしPRは要素の一部分なのです。
試みにGoogleで任意のキーワードを入力し、検索結果1〜10位のPRを見比べてください。順位とPRの間に法則性がないことに気づくでしょう。
(PRを調べるにはGoogleが配布する「ツールバー」というソフトが必要です。)
キーワードとページ内で使われている語句との一致具合(テキストマッチ)も、順位を左右します。
同程度のマッチングであれば、PRの高いページが優先されるのだと思います。
マッチ率を高めるには、キーワードをたくさん盛り込んだページを作ればOKと、誰しも思いますよね。そう単純ではありません。不自然に数が多いと、かえって不利なだけでなく、ペナルティをかけられるおそれがあります。
次は、子ページどうしの効果的なリンク方法について述べます。