初心者御用達と呼ばれる哀れなフレーム。うまく使うコツは?
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フレーム(枠)とはひとつの画面を複数のページに分けたものです。
2分割ならば、ひとつのフレームに3枚のページが必要です。分割画面の大きさや位置を制御する「親ページ」とそれに基づいて配置される2つのページ・・・しばしば「目次」と「中身」に割り振られますが、何に使うかは所有者の自由です。
最も一般的である「目次」と「中身」の場合、目次の項目をクリックすれば中身だけが別ページに変わります。表示がスピーディだし、常に目次が固定されているので、ページ移動がスムーズだとされます。
参考:フレームページの例(新しいウィンドウに開きます)
この例ではレイアウトがもたついて、すっきりしませんね。メニューがダブって目障りだし、ブラウザを画面いっぱいに開いていない人には、文章の表示幅が狭すぎて読みづらいかもしれません。しかも右ページにあるリンクをクリックすると、左端の目次は消えてしまいます。
右側のページ(中身)は、もともとフレーム用に作られたものではないからです。フレーム用に作る場合、中身ページにはリンクをほとんど入れないのが通例です。目次は左側にちゃんと見えてるから不要というわけです。
それがフレームの落とし穴です。
「目次はちゃんとあるから」といっても、その目次は別のページなのです。
検索エンジンのロボットは、リンクをたどって各ページの情報を集めます。あるページがフレームの一部か否かなど考慮しません。
リンクを持たない中身ページでもインデックスし、キーワードに合致すれば検索結果として示します。いきなりそのページに来た人は、そこからどこへも行けないことになります。
それを防ぐには、トップページ以外に人が来ないようにする方法があります。内部ページへのリンクを固く禁止し、中身ページのすべてにロボットをはじくメタタグをつけ、さらにサイト外ページから内部ページへのアクセスを拒否しトップへ飛ばす機能を設置するのです。
それがいかにアクセスアップの妨げになるかはさておき、身を守る手段とは言えます。
保身よりも訪問者増加を求め、なおかつフレームを捨てたくないならば、効果的に使う方法を知る必要があります。
フレームの親ページにも文章を書く欄があります。
<NOFRAMES>...</NOFRAMES>の部分です。通常のブラウザで見ることはできません。見たいときはソースで確認。IEならツールバーの「表示」→「ソース」。
リンク縦横無尽は、リンクの理念と技法を著したサイトです。
はたしてフレームページはサイト運営に効果的なのでしょうか。
ここはフレームに対応していないブラウザのための注意書きです。だから一般的に「このページを見るにはフレーム対応のブラウザが必要です」などと書かれています。
今どきそんなブラウザがあるんでしょうか。あったとしても、それしかないから使っているに違いないのです。持たないものを「必要です」などと突き放されても困ってしまいますよね。
読み上げソフト利用者にも、フレームは閲覧しにくいそうです。
検索エンジンのサマリーは、通常このNOFRAMESが採用されます。ここに検索されたいキーワードをぶち込むことが重要です。そしてメニューページへのリンクを置けば、フレーム未対応者もまごつきません。
とはいえ、あまりにだらだらとキーワードを並べたり、画像やリンクをみっしり配置するとマイナスなのでご注意ください。リンクは分割ページに限るべきです。
親フレームのメタタグに概要やキーワードを入れておくことは、一般ページと同程度に重要です。最近はGoogleでもメタタグを認めてくれています。
各ページのレイアウトにも注意が必要です。
ゴチャゴチャしたナビゲーションを置かずに済むのがフレームの利点ですが、ここは妥協して最低限の内部リンクをはりましょう。
先の例のようにメニューが二重に並ぶのは感心しません。
左右分割フレームの場合は上下にリンクを置き、上下分割ならば左右どちらかに置くのが無難です。
上には重要なページ(トップや目次など)、下には関連内部ページを並べるといいでしょう。左右はどちらでもかまいませんが、左がやや優位。
併せて文中リンクも多用すると密度が濃くなります。
フレームを構成するページは、リンクの観点からは下層ページに位置します。目次や中身は親ページからリンクされた子ページに過ぎないのです。リンクの階層が深まるほど検索されにくいことは承知しておきましょう。
とりわけトップがエンターページで、その下にフレームがあるとなると、かなり悲惨な状況です。内部リンクをわんさか張り巡らせても効果が薄いかもしれません。
(好きでやってんだからしかたないかな・・・。)
なお外部リンクをはるときは、相手ページが決してフレーム内に開かないよう留意する必要があります。その「ターゲット指定」については、リンク用語集をご覧ください。