エッセイ『知ったかブリッコ』の旧編。2003年・2004年版もどうぞ。
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2002/12/24
次のうち、間違っているのはどれでしょう。
2002/12/1
前回言及した、「アダムソン夫人のピッパ」とは、『野生のエルザ』等を著したジョイ・アダムソンが育てたチータです。
キトンと名付けられた仔チータを知人からもらい受けたアダムソンは、その名前をピッパに変えました。
理由は、広い草原ではP音が遠くまで届き、呼ぶときに都合が良いのと、ピッパとキトンは発音が似ているから当のチータが混乱しないだろうという配慮なのだそうです。
えっ?
Kitten = Pippa
う〜む、理解できない・・・。
日本人がなかなかLとRを聞き分けられないのも納得できるような気がしませんか?
2002/11/15
『世はすべてこともなし』という引用文を見聞きしたことのある人は多くても、原典は案外ご存じないのでは?
英国ビクトリア時代の詩人ブラウニングの詩です。(Webより拾ってきました。)
Pippa Passes (by Robert Browning)
The year's at the spring,
And day's at the morn;
Morning's at seven;
The hill-side's dew-pearled;
The lark's on the wing;
The snail's on the thorn;
God's in his Heaven -
All's right with the world!
最後の1行がそれです。「すべて良い」よりも「こともなし」という消極表現を好むのが日本人気質でしょうか。
ピッパは女の子の名前ですが、私はアダムソン夫人のチータしか思い浮かばないのであった。
2002/11/3
ターザン役の俳優としても名を馳せたジョニー・ワイズミューラー。本来の発音は、ワイスマラーなのだとか。
日本語は音便が盛んなせいか、濁音に無頓着です。
デビットとかサンダースのように澄ませてしまう反面、ボギーのことをハンフリー・ボガードだと思い込んでいる人もけっこういますね。
車の名前では、「ロールズ・ロイス」「ジャギュア」が正統な発音。
じゃあ、ミック・ジャギュア!? ──それはジャガーでいいのっ。
2002/10/26
可憐な花の代表、デイジー。なのに熟語は不吉なものばかり。
他に、fresh as a daisy(=元気ハツラツ)という言い回しもあります。
デイジーは丈夫な花 → ほっといてもよく咲く
→ あまり手入れに通えない墓地に植えよう。
という経過で、墓場の花として定着したのではないでしょうか。
日本でも「延命菊」という希望に満ちた別名があります(その元気さゆえに名付けられたとか)。お墓の回りで見かけた記憶はないけど・・・。
2002/10/19
Yesterday is history. Tomorrow a mystery. Today is a gift... That's why it's called the present.
出典不明だけど、ちょっと心に残ったので紹介します。
「だから一瞬一瞬を大切に生きよう」と教訓的に続くのです。
ふとtomorrowという言葉について感じたのですが、同じく日なのに、dayが含まれないのは、不確実なものへの悲観的な思いからでしょうか。(morrowは朝という意味。)